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住宅の資産化とは?

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窓からの景色も緑色から茶色へと変わり始めました。モミジやアカシデの葉も黄色く色付き、ブルーベリーの葉は真っ赤に染まっています。「おおみやスタジオ」での初めての冬です。暖房は薪ストーブだけなので、燃料の薪を準備したり冬の準備をしております。ひと冬越すには結構な量が必要となりそうです。

長期優良住宅という言葉も普通に聞かれるようになってまいりました。

民主党のとなえる長期優良住宅の方向性は、新築住宅よりも既存住宅の性能アップをうたっております。いずれにしても住宅の標準的な性能アップと長寿命化は資源の少ない日本にとってはもちろん必要なことであり、また、地球温暖化対策には大きく貢献することとなり、私たちにとっても住宅が本当の資産になるという良いことなので良い政策を早く実現していただきたいと思います。

現在日本では、住宅の評価をする際に土地の価格と建物の価格を別々に算出し、建物は築年数により価格が下がっていき築30年くらいでほぼゼロになるのが一般的です。

建物を手入れをしながら長期にわたって使用できるようになるとこの評価も変わっていきます。日本以外の国のように土地と建物が一体の不動産として評価させれるようになり、手入れをきちんと行っていけば築年数は価格に関係しなくなり築100年の家も十分な資産として評価されるようになるでしょう。

では長期優良住宅と認定されるにはどのようなことが必要なのでしょうか。少し長くなりますが概要を国土交通省のHPより抜粋いたします

1.劣化対策―数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること

2.耐震性―きわめてまれに発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること

3.維持管理・更新の容易性―構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理(清掃・点検・補修・更新)を容易に行うて見に必要な措置が講じられていること

4.可変性―居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取りの変更が可能な措置が構じれれていること

5.バリアフリー性―将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下等に必要なスペースが確保されていること

6.省エネルギー性―必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されていること

7.居住環境―良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること

8.住戸面積―良好な居住水準を確保するために必要な規模を有すること

9.維持保全計画―建築時から将来を見据えて、定期的な点検・補修等に関する計画が策定されていること

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以上が認定基準となります。もちろん私たちも上記に沿い認定を取ることをお勧めして家づくりをしております。(不満な点はたくさんありますが)

しかし、この認定でつくられた家は本当に資産へとつながるのでしょうか。「住宅が資産になる」ということは性能値を評価するということだけでしょうか。資産になるとは、ほしい人がおりその住宅を適正な価格で買ってくれるということだと思います。今のままですと長期優良住宅は資産になる。とストレートに考えることはできません。数年が経ち長期優良住宅が既存住宅(中古住宅)として売買されるようになって初めて表面化する問題かもしれません。でもそれでは間に合いません。ではどう考えればよいのでしょうか。資産になる家とは、(もちろん最低限の性能は必要ですが)新しく住宅を建てる場合でも今ある住宅に手を加える場合でも築何十年になっても他の人が見てほしくなるような、何年経っても周りの環境に調和し住んでみたくなるような魅力的な家であることがまず大切なことになるのではないでしょうか。


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